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住まい環境プラニングは国内唯一の高気密性能を担保できる気密施工マイスターを育成する設計事務所です。 高性能住宅の熱環境分野に携わって28年、理論と実体験に基づいて省エネ住宅の開発研究、普及に努めております。住宅に大切な結露対策は得意分野、結露のトラブルも解決いたします。

結露を防ぐちょとした工夫(3)

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1・今日は和室に設置される障子について
写真のように障子の下部にスリットを設けています。

勿論上部にも同様にスリットを設けます。
その幅寸法は外部から見て外部のサッシの上枠及び下枠以内の寸法~10mm~20mmにします。
こうすることで外部から中は見えませんが上下に隙間が開いていることになります。

何のためにスリットを設けるか?というと
外部のサッシに室内の障子で遮断されることにより高気密高断熱住宅であっても表面結露が発生しやすいのです。
そのため障子の上下を開けることでガラスの表面温度を上げ結露の発生を防ぐという訳です。
よくガラスに結露が発生すると二重サッシとかペアガラスにすると結露が出ないと思っている方がいらっしゃいますが
間違いで・・・単版ガラスより結露が出にくいといった方が正しいのです。

さらにこちらの写真では窓下にパネルヒーターを設置しています。
こうすることで窓からのコールドドラフトは障子の隙間を通って下に流れ落ちようとしますがパネルヒーターの暖められた空気が上昇して上部のスリットから入り込み徐々ガラスの表面温度を上げることになり結露防止になると言うわけです。
これよりもっと効率よくしたい場合は枠上のスリットではなく上枠と下枠に10mm幅のスリットを設けるともっと良い効果が期待できます。

90zjawnja1njlfmji0mjg0m5vi.jpg●障子の部分を熱カメラで観察するとよく理解できます。

下の赤い部分がパネルヒーターで温度が高く、その上に黄色い部分がスリット、さらに橙色が障子壁の温度と同じになっています。若しスリットがなければ外気温に影響されてグリーン色になっています。

障子の上部もスリットがあるのですが暖かい熱がスリットから入るため少し温度が低いですがやや薄橙色になっています。



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