カビの封じ込め作戦!
暖房の時期がくると悩まされるのがカビの発生です。
カビの退治にはカビキラーなど薬剤を使ったものが多く、薬剤に敏感な人は頭痛がしたり身体に変調を起こすことがあって使うことには無理があります。
そこでカビを薬剤で退治することではなくカビの封じ込め作戦開始です。
(使用する材料が違いますがあのアスベストの封じ込めと似た感じになります。)
ただし、
根本的にはカビが発生する住環境に改善してからでないと効果がありません。

●左写真は流し台の下にカビの発生が見られる。右は封じ込め対策完了写真。
幸い今回の事例は高気密高断熱住宅で建てられたお宅です。
「高気密高断熱住宅でカビ?」
「欠陥住宅ではないの?」
と思われるかもしれませんが・・そうではなく
奥様のお話によると、
流し台の足元の床(無垢材)にシミが出始めたので、調理の際に水をこぼしたシミなのだろう?と思っていたそうです。
水をこぼさないように調理の際に気をつけていても、そのシミは増える一方で、
そのうち、カビの匂いが感じられるようになって相談という経過のようです。
奥様は薬剤に過敏な方のため、新築の材料には自然素材を使った健康住宅、
いま流行りの無添加住宅を意識して建てられた方です。
そのため、カビを除去する薬剤を使うことができないため、
別な方法でカビに放散を防止するしかありません。
カビの発生原因は意外なところにありました。
発生場所は流し台廻りからだけです。
そこで
床下に潜り流し台廻りを点検してみると、水道管の接続部分の締め付けが弱かったため、数年の間にポタポタと落ちた雫が土間床に落ち、その周囲の土台、根太、下地合板に湿気を含ませてしまい、カビの発生となった模様です。
もともとは、高性能住宅造りの住環境でしたから、水道管の接続部分を締め直して、水の滴りを止めることで、数週間で水分も蒸発し、カビも乾いた状態になっています。

左の写真の白く見える部分がカビです。
薬剤を使わないその他の方法では既存のシステムキッチンを撤去し、床材、下地材等(カビが付着している木材)を交換することも考えましたがコスト面と2日は台所は使用できなくことを考えて、封じ込めの方法となったのです。(ただ、この方法は認知されているものではありません。)
●左写真が工事前で右写真が二液性のウレタン現場発泡でカビをカバーした様子です。
使用した材料は
三井化学産資(株)のビックハンディーホーム
一液性のウレタン発泡剤に比較して硬化が早いのが利点で平面に吹付けることで均一にカバーできるのが最高!
施工は養生からウレタン吹付け、後片付けまで2時間ほど終了。
後はすぐ通常の生活に戻ることができます。
●この現場のその後の様子はお客様からお聞きして、改めてレポートしたいと思います。
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カビの退治にはカビキラーなど薬剤を使ったものが多く、薬剤に敏感な人は頭痛がしたり身体に変調を起こすことがあって使うことには無理があります。
そこでカビを薬剤で退治することではなくカビの封じ込め作戦開始です。
(使用する材料が違いますがあのアスベストの封じ込めと似た感じになります。)
ただし、
根本的にはカビが発生する住環境に改善してからでないと効果がありません。

●左写真は流し台の下にカビの発生が見られる。右は封じ込め対策完了写真。
幸い今回の事例は高気密高断熱住宅で建てられたお宅です。
「高気密高断熱住宅でカビ?」
「欠陥住宅ではないの?」
と思われるかもしれませんが・・そうではなく
奥様のお話によると、
流し台の足元の床(無垢材)にシミが出始めたので、調理の際に水をこぼしたシミなのだろう?と思っていたそうです。
水をこぼさないように調理の際に気をつけていても、そのシミは増える一方で、
そのうち、カビの匂いが感じられるようになって相談という経過のようです。
奥様は薬剤に過敏な方のため、新築の材料には自然素材を使った健康住宅、
いま流行りの無添加住宅を意識して建てられた方です。
そのため、カビを除去する薬剤を使うことができないため、
別な方法でカビに放散を防止するしかありません。
カビの発生原因は意外なところにありました。
発生場所は流し台廻りからだけです。
そこで
床下に潜り流し台廻りを点検してみると、水道管の接続部分の締め付けが弱かったため、数年の間にポタポタと落ちた雫が土間床に落ち、その周囲の土台、根太、下地合板に湿気を含ませてしまい、カビの発生となった模様です。
もともとは、高性能住宅造りの住環境でしたから、水道管の接続部分を締め直して、水の滴りを止めることで、数週間で水分も蒸発し、カビも乾いた状態になっています。

左の写真の白く見える部分がカビです。
薬剤を使わないその他の方法では既存のシステムキッチンを撤去し、床材、下地材等(カビが付着している木材)を交換することも考えましたがコスト面と2日は台所は使用できなくことを考えて、封じ込めの方法となったのです。(ただ、この方法は認知されているものではありません。)
●左写真が工事前で右写真が二液性のウレタン現場発泡でカビをカバーした様子です。

三井化学産資(株)のビックハンディーホーム
一液性のウレタン発泡剤に比較して硬化が早いのが利点で平面に吹付けることで均一にカバーできるのが最高!
施工は養生からウレタン吹付け、後片付けまで2時間ほど終了。
後はすぐ通常の生活に戻ることができます。
●この現場のその後の様子はお客様からお聞きして、改めてレポートしたいと思います。
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