ゼロエネルギー住宅に挑戦!
は地球温暖化に大きく貢献する画期的なシステムの「ジオサーマルの家」の紹介です。
これまで地球温暖化防止のため住宅建築の立場から様々な省エネ住宅に携わってきましたがこれも高断熱高気密住宅にすることである程度のCO²削減に繋げる建築手法でした。
冬暖かく夏涼しいのもその恩恵なのですが、暖冷房設備については電気なり石油なりガスなり様々なエネルギーを利用してのアクティブな手法が一般的です。
理想は自然を利用するパッシブ住宅なのですが地域によっては難しいの現実です。
数年もすると次世代省エネ基準が義務化になりそうですが、その上のQ値が1W/m2以下の住宅の普及が進まなければCO2削減に寄与することは少ないのではないかと思っています。
そんな中「ジオサーマルの家」の誕生です。
地中の熱源を利用して給湯、冷暖房エネルギーを生む画期的なエコロジー・省エネ住宅で経済産業省・国土交通省の認定を受けた、まったく新しい視点から生まれた住宅です。
このことについて
「地中熱を利用した驚異のシステムが開発されことがTVのニュースで紹介されました。
TVニュース1はこちら→http://www.ajic.co.jp/image/move/TV1_1.wmv
TVニュース2はこちら→http://www.ajic.co.jp/image/move/TV1_1.wmv
下の写真はそのシステムの概念図です。
地中の安定した温度を夏冬通して利用することにより暖冷房に必要なエネルギーとして大きく利用するところが素晴らしいシステムです。

基礎杭を採熱管に利用することで地熱を回収。従来、数百メートルの採熱井戸が必要だったところを杭には熱媒体となる水を通す熱効率の高い独自の採熱管を内蔵、10メートル前後の掘削で済むため大幅なコスト低減につなげ回収した熱はヒートポンプの小型ユニットで夏は冷水、冬は温水にして配管を通じて住宅内に供給。
冷暖房の場合は真空を利用した熱効率が高い独自の放熱パネルを部屋に配置する仕組み。冷暖房や給湯を同時にしている。
1年中一定の地中温を熱源とし、大地の熱を無駄なく活用する地球環境にやさしい待望の給湯冷暖房システム。
なによりもこのシステムの温熱環境はエアコンによる強制的な冷房ではなく涼房の感覚といったところがうれしい!
(暖房でいえばFFヒーターの温風の感覚ではなくパネルヒータの輻射暖房の体感と同じ輻射冷房の感覚のため冷房というより涼房の世界!

地中10mでは17~18前後の温度で穏やかに変換しながらも一定しています。
下の赤線が地中熱の温度を示している。
一方外気は30℃~37℃前後で変化するものの室内の温度は25~27℃前後で安定した輻射冷房の環境が作られている。

最近太陽光発電を利用したゼロエネルギー住宅といった広告を見ることがありますが本当にゼロにするのは地域によってはかなり難しい!
しかしこのシステムは太陽光発電と地中熱の組み合わせによりゼロエネルギー住宅も実現できる驚異のシステムになりそうです。
●ジオサーマルの詳細はこちら→http://www.joho-iwate.or.jp/iic50/sangyo_p06.pdf
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これまで地球温暖化防止のため住宅建築の立場から様々な省エネ住宅に携わってきましたがこれも高断熱高気密住宅にすることである程度のCO²削減に繋げる建築手法でした。
冬暖かく夏涼しいのもその恩恵なのですが、暖冷房設備については電気なり石油なりガスなり様々なエネルギーを利用してのアクティブな手法が一般的です。
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地中の熱源を利用して給湯、冷暖房エネルギーを生む画期的なエコロジー・省エネ住宅で経済産業省・国土交通省の認定を受けた、まったく新しい視点から生まれた住宅です。
このことについて
「地中熱を利用した驚異のシステムが開発されことがTVのニュースで紹介されました。
TVニュース1はこちら→http://www.ajic.co.jp/image/move/TV1_1.wmv
TVニュース2はこちら→http://www.ajic.co.jp/image/move/TV1_1.wmv
下の写真はそのシステムの概念図です。
地中の安定した温度を夏冬通して利用することにより暖冷房に必要なエネルギーとして大きく利用するところが素晴らしいシステムです。

基礎杭を採熱管に利用することで地熱を回収。従来、数百メートルの採熱井戸が必要だったところを杭には熱媒体となる水を通す熱効率の高い独自の採熱管を内蔵、10メートル前後の掘削で済むため大幅なコスト低減につなげ回収した熱はヒートポンプの小型ユニットで夏は冷水、冬は温水にして配管を通じて住宅内に供給。
冷暖房の場合は真空を利用した熱効率が高い独自の放熱パネルを部屋に配置する仕組み。冷暖房や給湯を同時にしている。
1年中一定の地中温を熱源とし、大地の熱を無駄なく活用する地球環境にやさしい待望の給湯冷暖房システム。
なによりもこのシステムの温熱環境はエアコンによる強制的な冷房ではなく涼房の感覚といったところがうれしい!
(暖房でいえばFFヒーターの温風の感覚ではなくパネルヒータの輻射暖房の体感と同じ輻射冷房の感覚のため冷房というより涼房の世界!

地中10mでは17~18前後の温度で穏やかに変換しながらも一定しています。
下の赤線が地中熱の温度を示している。
一方外気は30℃~37℃前後で変化するものの室内の温度は25~27℃前後で安定した輻射冷房の環境が作られている。

最近太陽光発電を利用したゼロエネルギー住宅といった広告を見ることがありますが本当にゼロにするのは地域によってはかなり難しい!
しかしこのシステムは太陽光発電と地中熱の組み合わせによりゼロエネルギー住宅も実現できる驚異のシステムになりそうです。
●ジオサーマルの詳細はこちら→http://www.joho-iwate.or.jp/iic50/sangyo_p06.pdf
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