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住まい環境プラニングは国内唯一の高気密性能を担保できる気密施工マイスターを育成する設計事務所です。 高性能住宅の熱環境分野に携わって28年、理論と実体験に基づいて省エネ住宅の開発研究、普及に努めております。住宅に大切な結露対策は得意分野、結露のトラブルも解決いたします。

水も空気もタダではない。

計画的に換気量を確保すると、
室内の空気は外気と同くらいにきれいになます。
気密性能が多少悪くてもかなりきれいになります。

ただし、気密性能5cm2/m2程度では、機械換気に加え自然換気が多いためその合計が1.0回/hとなってしまい、室内の相対湿度は20%以下になることがあります。
加湿器を使わなければ、かなり辛い環境です。

一方、住宅の気密性能が高い気密住宅の場合は自然換気量を抑えることができるので、少ない機械換気の換気量で換気を行うことができ、室内の相対湿度を適度な状態に保つことできるのです。

気密性能を1.0cm2/m2以下とすると
内外の温度差による自然換気量が表で少ないことわかります。
85zgmxmde2mdfhbm4gihdx.jpg

(表)財団法人 建築環境・省エネルギー機構の「住宅の気密性能試験方法」引用

(例えば1.0cm2/m2の気密性能の場合:内外の温度差が20℃の時には0.03回/hとなり、機械換気の0.5回/hを加えても0.53回/h程度にしかなりません。しかし2.0cm2/m2の気密性能の場合は自然換気が0.13回/hプラスされるので0.63回/hになってしまいます、)

さらに、
自然換気(漏気)は温度差だけでなく
建物にかかる風圧によってもかなり換気されることがわかっています。
85c2l6zw5ua2fubmtpghm.jpg
その表は

気密性能が2.0cm2/m2の場合で温度差が20℃あって、風速が2.5m/秒ある場合では、さらに0.2回/h加わるので機械換気0.5回/h+温度差換気0.13回/h+風圧換気0.2回/h=0.73回/hとなってしまい、換気量が増加してしまいます。

自然換気量を極力少なくし,効果的に換気するには、住宅の気密性能と換気量のバランスが大切になります。

「機械で換気を図ることがもったいない」と言う人がいますが、
何といっても日本は「水と空気はタダ」と考えてきた歴史があります。

しかし、水は買う時代、空気だけタダというわけにはいきません。

しかも、
機械換気で使うエネルギーは非常に少なく、
50wで金額にして1ヶ月1.000円前後です。

これできれいな空気が手に入るなら
ミネラルウォーターを買うように、お金を出してもいいのではないでしょうか。


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住まい環境プランニング(同)
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