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温度感覚の正体

2006/08/22 Tue

私達が暑さや寒さを肌で感じるのは、
ほとんど温度による影響がが大だと思いがちですが、
人が温度を感じる感覚=温感は、
実に色々な要素の影響を受けています。

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外部の環境の要因としては、
温度、湿度、気流速度の3要素が上げられます。
さらに温度には空気の温度、輻射による温度も含まれます。

これらの5つの基本的な要素が絡みあって温熱環境を作りだしている訳です。
この他には、触れる事で暑さ、寒さを感じる接触温熱感もあります。




それではその5つの要素を簡単に解説をすると
①温度
空気の温度が、温熱要素の中で最も基本的なもの。
外気温、室温、いずれも暑さや寒さを感じさせる基本的な要素。

②湿度
同じ温度でも、湿度によって体感的に爽やかだったり不快だったりするのはよくあることです。
湿度とは、空気中に含まれている水分の割合のこと。
人の温感に大きく影響します。
気温が26℃前後で湿度が30%変化すると気温が1℃変化したと同じ感覚が得られ、同じく30℃前後では同様に2℃の変化に相当します。

③気流速度
扇風機の前では温度が高くても涼しさを感じます。
これは気流によって皮膚表面の温度が奪われるためです。

④輻射による温度パネルヒーターや床暖房などで暖かく感じるのは、この輻射熱。距離の影響を受け、しかも方向性があるので、近づくと暖かくなり、逸れたり離れたりすると寒くなります。


⑤着衣量
少し室内が涼しい、そんな場合はもう1枚はおると、感じる暖かさも変わってきます。その逆もあり、暑ければ服を脱ぐと、いくらかは涼しくなります。
着衣量は通常。衣服の保温力(熱伝導抵抗)を表すクロ(clo)値で示されます。
1クロとは「室温21.2℃気流0.1m/秒の下で安静にしている人が快適で平均皮膚温が33℃を維持できる衣服の保温力」と定義されています。目安としてはビジネススーツが1クロに当たります。

⑥作業量
少し寒いところでも、身体を動かすと暖かくなります。これは作業量によるものですが、一般にこの作業量はメット(Met)という単位(Kcal/m2;h)で示されて1メットは「身体の表面積1m2当たりの産熱量が1時間に50Kalある時の状態のこといいます。

ちなみに、安静にして座っている状態が1メットで1メットの差は快適と思われる温熱条件下ではおよそ6℃の差異に相当します。

⑦接触温熱感フローリングを裸足で歩くとヒンヤリした感じがします。
反対にジュータンを敷くと暖かさを感じます。
身体と物質の温度差が大きいほど移動する熱量は大きく、移動する熱量は物質の熱伝導率にも比例します。

接触温熱感は熱伝導率と熱容量によるものです。
接触温熱感に優れている材料は、
接した瞬間に皮膚表面から奪われる温度が少なく、長く温度を維持できます。


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