冬にわかる住宅の断熱・気密性能!

家を新築する時は、誰でもきちんと施工してくれる業者に依頼したいものです。そんな時、冬にしか見ることができない雪国の現象で業者選びの判断ができたらいいと思いませんか?
右の家と左の家は同じ団地内の敷地に建てられた住宅です。
左は気密性能0.2cm2/m2の住宅でツララも結露も見られませんが右の住宅はツララと軒天、外壁に結露の現象が見られます。「ツララ」は温熱環境を表す数値ではありませんが目視で簡単に性能の良し悪しが判断できるものさしになります。その理由は天井断熱で低気密住宅の場合、暖房等で暖められた空気は小屋裏に移動し屋根の雪を溶かし、軒先の雪を融かし、外気温度が氷点下になると融けた軒先の雫が「ツララ」という現象を起こします。そのため屋根の雪が融けやすく、あるいは「ツララ」ができる住宅では室内の熱が流出する何らかの要因があることになります。原因の多くは隙間がある(低気密)とか、隙間が小さくても断熱性能が低いとか断熱欠損があると顕著にあらわれます。
その他のエコ住宅の情報はこちら
↓ ↓
にほんブログ村 住まいブログ 人気ブログランキングへ
- 関連記事
-
- 冬にわかる住宅の断熱・気密性能! (2022/01/19)
- 気密に関係したバルコニーの漏水原因とは? (2013/12/15)
- 大雪でわかった住宅の断熱・気密性能! (2013/12/08)
- 気密性能の良し悪しは上下の温度差でわかる!? (2013/09/15)
- 気密試験の仮と本試験との差 (2013/09/01)
- 気密住宅なのに蟻が出る? (2013/07/24)
- 高気密住宅の気密漏れの原因は? (2013/07/21)
- 気密住宅の湿度環境 (2013/03/28)
- 気密測定のn値から気密施工のミスを探す! (2013/03/13)
- 暖房費がかかりすぎる施工の実例(2)2Fの天井 (2013/01/30)
- 断熱・気密性能に万能な工法はない。 (2012/12/25)
- 図面だけでは性能を担保できない。 (2012/12/13)
- 仮気密試験の結果に注意! (2012/11/27)
- 引き違い窓の気密性能 (2012/09/15)
- 高気密住宅建てられた気密漏れの以外な箇所! (2012/08/26)