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住まい環境プラニングは国内唯一の高気密性能を担保できる気密施工マイスターを育成する設計事務所です。 高性能住宅の熱環境分野に携わって28年、理論と実体験に基づいて省エネ住宅の開発研究、普及に努めております。住宅に大切な結露対策は得意分野、結露のトラブルも解決いたします。

付加断熱でタイベックシートの施工ミスとは!

気密という技術が導入されてから気密を意識した住宅の外壁は主に100mm厚の繊維系断熱材で施工されてきました。これは気密化しない住宅の200mm厚の断熱材で施工された住宅とほぼ同じ暖冷房のエネルギーを消費する断熱工法ですが地球温暖化対策や木材のヒートブリッジ(断熱材と比較して木材の断熱性能が低い)の影響と、エネルギー消費量が2割も違うということがあって付加断熱工法(主に外側に付加する事例が多い)という高性能住宅の普及活動が 広まっています。
外側に繊維系の断熱材を付加する場合は特に注意して施工するポイントがあります。
dc112207 コピー1 - コピー一般に防水・防風・透湿シートの張り方は防水を意識して施工するため、張り方は下から張りその上に重ね代を300mm以上取り、横方向は100mm以上取ることが一般的な施工方法です。また、開口部廻りとか換気口など貫通部の収まりは防水材と防水テープし万全の防水処理がされています。しかし、この施工方法は防水(雨漏り防止)のため考えられた施工方法なので、縦方向のジョイントは防水テープを貼っても横方向は防水テープを貼っていません。この方法だと防水になっても、隙間ができるので、その隙間から風が付加断熱の中に侵入し断熱効果を大幅に低減させてしまうことになります。先に説明しました気密を意識しない施工は200mmと気密を意識した施工は100mmとおよそ同等なので、隙間があることで断熱性能は半分以下に低下してしまうことになります。
また、一般には防風シートは1m幅のもの使っている例がありますが3m幅のものを使うとジョイント部分が減り欠損も少なくなりコストの削減にもなります。
組写真

気密試験で高い気密性能がでても、この処理がきちんとされないと断熱効果は弱くなり、施主様から「高気密・高断熱住宅で建てたけれども暖房費は計算したより多くはかからないと言ったのにかかっている」というクレームが増えていますので、小さなことかもしれませんが防水・防風・透湿シートのジョイントすべてに気密・防水テープを貼るようにしましょう。


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昆寛(コン ヒロシ)

Author:昆寛(コン ヒロシ)
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(高性能住宅設計:技術顧問)
住環境アルテ:代表

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