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ある気密部材にこだわる理由(気密テープ)

2013/07/15 Mon



日経ホームビルダーの7月号の47ページの右写真の解説に「透明な気密テープで留める」について、「何故?透明な気密テープにしたのか?」のご質問がありましたので投稿を回答といたします。


気密テープのこだわり
気密テープは充填断熱でも外張り断熱でも最も重要な気密部材のひとつとして使用されています。
その気密テープの選択には主に接着力の強さと耐用年数などで採用の基準となりますが、私はその他に気密テープの使い方にあるこだわりをもっています。

気密テープの色(テープの表面の色)は主に黒、白、黄色、アルミ色(銀色)などが主なカラー色ですが私は半透明な気密テープを使用するように推薦しています。
dc0528297 - コピー推薦する理由は左写真のように外張り断熱のボードとボードのジョイント部に半透明の気密テープを貼り付けた様子ですがこの気密テープを使うと下地の施工後の様子(隙間があれば隙間の大きさも)がよく見えます。
※規格寸法の定尺で作られるボードは若干の寸法(数ミリ理単位で)に誤差が生じるためボード張り施工でどうしても隙間が生じることがよくあります。
※充填断熱での気密シート張りでの気密テープの仕様も同じこと(繊維系断熱材がきちんと入っているか?)で施工後の様子をチェックすることができます。
dc120320 コピー1 - コピー
この半透明の気密テープを使うと左写真のように気密テープを貼った後には気密・断熱欠損で補修に必要な箇所をマジックで書きいれチェックすることができます。
その後チェックされた箇所は外張り工法であれば一液性のウレタン剤で隙間を充填、GWの充填断熱工法であれば、断熱及び気密処理忘れの部分を確実に処理をすることができます。


20090413-1-3.jpg一般には左写真のようにカラー色の気密テープ使われていますが半透明の気密テープとの違いは、仕上がりは隙間が色で隠れるので綺麗に見えますが断熱欠損があって閉じた場合はわからなくなってしまうことです。
※写真では10mmの隙間があってもカラー色の気密テープを使うと隙間が隠れてしまう。

その隙間は大きな隙間であれば端材を使って埋めるのですが5mm前後の隙間は意外と静止空気だといってそのままテープで塞ぐ例が多いのも事実です。できれば、隙間は断熱欠損がないように断熱補修をしてから気密テープで処理したいものです。
また、この隙間に断熱欠損防止のためにウレタンを充填しても、「見た目は綺麗に充填されていても、実際は以下のように欠損だらけです。」その実態はこちらをご覧ください。⇒http://dannetu35.blog90.fc2.com/blog-entry-189.html


隙間は断熱欠損がないように断熱補修をしてから気密テープで処理することで計算された気密も高まりQ値も確かなものにするのです。

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