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シロアリと空調未開発動物

2013/01/11 Fri

ピーエス㈱発行本「人の活動と室内気候」(ピーエスの五季)の中にシロアリについて、とても興味深い記事がありましたのでご紹介いたします。

以下はその抜粋↓

dc0226113 - コピーシロアリのエンタルピ
自分の住む室内気候をいかに快適のコントロールするか、
これはなにも人間様の問題だけでない。
イヤむしろ動物達こそ室内気候づくりの先生だったりすることがある。
例えばヨーロッパに棲むシロアリの一種は、巣の内部の暖冷房に二重三重のシステム開発している。

先ず彼らは、自分たちの身体から発する熱を暖冷房に利用する。
人間も寒ければ体を寄せ合い暖を取るくらいの知恵はあるから、
これは多くの動物が心得ている暖房技術の初歩だが・・・

次が凄い。
彼らは、キノコを栽培して、その代謝熱を暖房に利用する。
熱源を何かの代謝熱に求める、ここまではわかる。

しかし、
そのためにわざわざキノコを巣の中で栽培するというのが凄いではないか。
さらに彼らは、地中深く掘り下げたトンネルから汲み上げた地下水を使って湿度まで調節する。
そしてもっとも驚かされるのは、
彼らの巣そのものが、換気と冷房装置を兼ね備えているということ。

彼らの巣の突起を持つ構造は、酸素や炭酸ガスの量までコントロールする換気作用と、夏の熱気を冷やすクーラーの役目を果たしているという。
と、いうことは、彼らは温度、湿度はもとより、室内の空気の質まで制御する知恵を持っているということ!
それもすべての代謝熱や地下水を利用した自然のエネルギー利用だ。

エントロピだエンタルピだと机上で学び始めた人間を尻目に、
シロアリは数千年前からエンタルピ(ギリシャ語の温める)を実践していたのである。

冬は暖房による乾燥で喉をカラカラさせ、
夏は冷房の効き過ぎで震えている空調未開発動物「人間」を、
シロアリたちはどう見ているのだろうか。
一度聞いて見たいものである。

エンタルピ:  エンタルピとはギリシャ語で<温めるという意味で、空気調和の計算では、顕熱と潜熱の和、すなわち全熱を指しています。
A という状態の湿り空気がBという状態になったとき、そのAという状態の湿り空気が持っていた熱がどれだけふえて(あるいは減って)、Bという状態になった か、そのふえたり、減ったりした量を知る必要があります。このAという空気の持っている熱量あるいはBという空気の持っている熱量を、エンタルピといいま す。
エンタルピとは、ある基準状態を0として測った物体のもつ全熱エネルギーをいいます。P-h線図ではエンタルピの基準値として、冷媒の種類にかかわらず、0℃の飽和液のエンタルピを100kcal/kgとしています。 (参考文献:東京電力/エネルギー辞典)

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