家のメンテナンスは苦手
私を含め日本人はあまりメンテナンスは苦手なようです。
核家族化によってメンテナンスの仕方を教わらなかったのか、共稼ぎで忙しくて手がまわらないのか、私たちはその術をあまり知りません。
最近、高性能住宅(50~100年住宅)が少しづつであっても建てられています。
けれども100年も持たせるためにはメンテナンスが絶対必要条件です。
素人では手に負えないメンテナンスはプロに依頼するにしても、ある程度、それがいつ起こるか覚悟しておかないと予算ぐりも大変です。
高性能住宅自体、歴史が浅く、実際のところ理論的にはいいとしても耐用年数を実証する手立てはありません。
しかし、その時代時代で最高の家をと・・・ハウスメーカも工務店も努力、研究段階なのです。
[E:house]家の耐用年数を延ばす秘訣はハウスメーカー、工務店の作り方だけではなく個人個人のメンテナンスにかかっている方が大きいのです。
ごく最近のことですが建て主様は非常に細かい性格の方で現場でのチリひとつでもクレームとして工務店に言う方だったらしいのですが・・・3かけ月後の定期点検の際に私も同行、お邪魔してびっくりしました。
新聞、雑誌は部屋の片隅に積まれたままで黄色に変色していましたし、服なども散在していました。何よりも床などは、いつ掃除したのかわからないほど埃、チリだらけでした。
それでも同行した工務店の担当者に「[E:angry]現場が散らかっていたとか・・・云々」小言が30分です。
こんなことは論外なのですが、いくら現場で気を使って、奇麗に立派に仕上げてもこれでは家は可愛そうです。
そこでメンテナンスの方法、耐用年数をまとめてみました。
●2F(壁)は
ガルバニューム鋼板を使いフリーメンテナンス
1F(壁)は
自分でも塗装できるように考慮した施工例
↓
海岸付近で建てられた住宅は塩害、また一般的には日射量によって劣化は助長されます。
セメントやパーライトなどの無機系はそれ自体は長く持ちますが、塗装の劣化、窓との取り合い部分のシーリングは早く影響が出るところです。
温泉地域では硫黄が多いため数週間で劣化が始まりますし、岩手と沖縄とでは日射量が違いますから同じ外壁でも差が出てきます。
素材としてはセラミック系、アルミサイディング系は長く持ちます。
特にメンテナンスをしない場合はシーリングでは3~5年、塗装だと7年くらいになると劣化が急激に始まります。
色々な要素が絡み合うため何年とは一概に言えないところです。
できるだけお金をかけないように自分で塗装して見てはどうでしょうか。
数年前にカナダの住宅の視察に行った時にみた光景ですが、遠いバスから見たのですが日本価格で1億円の住宅の外壁は木の横張りで奇麗で・・・さうが1億円住宅と思いました。・・・が傍に近寄ってみると木のサイディングの塗装の下手さ、シーリングの汚さにはびっくりしました。
日本では確実にクレームとなる仕上げです。
説明を聞くと住人がリフォームしたもので、風雨から守ることが役目なので仕上げにはそう気を使わないのだそうです。
「よく映画で見かける家族でペンキ塗り・・・あれです。
私も新築してから9年経ちますが1Fの木部2回は自分で塗っています。
プロ並みにいかないまでも多少下手でも、失敗しても愛着がより一層湧くから不思議です。
高い所は年を取ると大変ですので、せめて塗装が剥がれてくる7年前後を目途に予算を組んでおく必要があります。
直接自然環境にさらされるため
劣化が早いシーリングも交換した方が長持ちします。
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最近、高性能住宅(50~100年住宅)が少しづつであっても建てられています。
けれども100年も持たせるためにはメンテナンスが絶対必要条件です。
素人では手に負えないメンテナンスはプロに依頼するにしても、ある程度、それがいつ起こるか覚悟しておかないと予算ぐりも大変です。
高性能住宅自体、歴史が浅く、実際のところ理論的にはいいとしても耐用年数を実証する手立てはありません。
しかし、その時代時代で最高の家をと・・・ハウスメーカも工務店も努力、研究段階なのです。
[E:house]家の耐用年数を延ばす秘訣はハウスメーカー、工務店の作り方だけではなく個人個人のメンテナンスにかかっている方が大きいのです。
ごく最近のことですが建て主様は非常に細かい性格の方で現場でのチリひとつでもクレームとして工務店に言う方だったらしいのですが・・・3かけ月後の定期点検の際に私も同行、お邪魔してびっくりしました。
新聞、雑誌は部屋の片隅に積まれたままで黄色に変色していましたし、服なども散在していました。何よりも床などは、いつ掃除したのかわからないほど埃、チリだらけでした。
それでも同行した工務店の担当者に「[E:angry]現場が散らかっていたとか・・・云々」小言が30分です。
こんなことは論外なのですが、いくら現場で気を使って、奇麗に立派に仕上げてもこれでは家は可愛そうです。
そこでメンテナンスの方法、耐用年数をまとめてみました。

ガルバニューム鋼板を使いフリーメンテナンス
1F(壁)は
自分でも塗装できるように考慮した施工例
↓
海岸付近で建てられた住宅は塩害、また一般的には日射量によって劣化は助長されます。
セメントやパーライトなどの無機系はそれ自体は長く持ちますが、塗装の劣化、窓との取り合い部分のシーリングは早く影響が出るところです。
温泉地域では硫黄が多いため数週間で劣化が始まりますし、岩手と沖縄とでは日射量が違いますから同じ外壁でも差が出てきます。
素材としてはセラミック系、アルミサイディング系は長く持ちます。
特にメンテナンスをしない場合はシーリングでは3~5年、塗装だと7年くらいになると劣化が急激に始まります。
色々な要素が絡み合うため何年とは一概に言えないところです。
できるだけお金をかけないように自分で塗装して見てはどうでしょうか。
数年前にカナダの住宅の視察に行った時にみた光景ですが、遠いバスから見たのですが日本価格で1億円の住宅の外壁は木の横張りで奇麗で・・・さうが1億円住宅と思いました。・・・が傍に近寄ってみると木のサイディングの塗装の下手さ、シーリングの汚さにはびっくりしました。
日本では確実にクレームとなる仕上げです。
説明を聞くと住人がリフォームしたもので、風雨から守ることが役目なので仕上げにはそう気を使わないのだそうです。
「よく映画で見かける家族でペンキ塗り・・・あれです。
私も新築してから9年経ちますが1Fの木部2回は自分で塗っています。
プロ並みにいかないまでも多少下手でも、失敗しても愛着がより一層湧くから不思議です。
高い所は年を取ると大変ですので、せめて塗装が剥がれてくる7年前後を目途に予算を組んでおく必要があります。
直接自然環境にさらされるため
劣化が早いシーリングも交換した方が長持ちします。
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