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効果温度で考える断熱・気密

2013/01/03 Thu

暖房方式には大きく分けて個別暖房とセントラル暖房という考え方とストーブなどの空気の温度を高くする対流方式と床暖房や温水パネルなどで壁、床などの表面温度高める輻射方式に大別することができます。

その際,室温と輻射温度との関係を表すのに効果温度という考え方があります。


678zgmwmzi0mdeoj0oqrjepki9dkk4xksip.jpg左図は室温と輻射温度との関係を表す効果温度グラフ
例えば、部屋の平均輻射温度が23℃の場合に室温が15℃しかなくても効果温度は18℃になります。
しかし、平均輻射温度が13℃と低い場合には効果温度を18℃にするためには室温を25℃にしなければなりません。
個別暖房(採暖)住宅で断熱・気密性能のレベルが低い住宅で床暖房をした場合には、床の温度を30℃近くまで上げなければならず、床だけが熱いといった不快を感じるのはこのためです。

表面温度を室温に近づけることで効果温度も室温に近づき理想な快適な室内環境を得ることができます。しかし、予め断熱・気密性を高くした高断熱・高気密住宅にした器を造っておかないと快適な効果を得られません。

部屋の温度は暖房機器をつけることで早く暖まることができますが、壁や床、天井(屋根)、窓などを暖かくするのためにはかなり時間がかかります。また、逆に平均輻射温度と室温の差があればあるほど室温も早く下がってしまい、その差が小さければ、それだけ室温も下がりにくいということになります。

こんなことからでも、快適な暖冷房効果を発揮させる効果温度は断熱・気密性能がとても大事だということがわかります。

冬の寒さ、夏の暑さに拘束されない快適な室内環境づくりをするためには(現在の多くは・・・住宅を契約する場合は暖房を別途工事としているようですが、)これからは暖冷房機器は建物の標準装備品(ユニットバスとかキッチンとかと同じような標準装備品)として扱われれることが望ましいと思います。

※新築、リフォームでも効果温度を理解した上で暖冷房を標準装備として提案してくれる施工業者を選びたいものです。

参考
効果温度T(℃)=室内空気温度T1(℃)+平均輻射温度T2(℃)/2

平均輻射温度T2(℃)=
(壁Aの面積×壁Aの表面温度)+(B)+(C)・・+(窓Aの面積×窓Aの表面温度)+(B)+(C)+・・+(床Aの面積×床Aの表面温度)+(B)+(C)・・+(天井(屋根)Aの面積×天井(屋根)Aの表面温度)+(B)+(C)・・の合計÷壁、窓、床、天井(屋根)の面積の合計



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