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換気計画でのレンジフード対策(続)

2012/10/25 Thu

換気計画でのレンジフード対策では気密が高い住宅の場合には同時給俳型のレンジフードを使うことをお勧めいたしました。

では、この同時給俳型レンジフードを使えば問題はないのでしょうか?

特にオール電化の普及とともにIHヒーターを設置する方が多くなりましたがガスコンロ台とは違ってIHヒーターは上昇気流が弱いため吸い込みが悪いという声も聞きます。一般的なレンジフードの排気風量は、ガスレンジの一酸化炭素を排出するための理論俳ガス値からきています。

ガスを使うために、延焼しないようにレンジフードの配置位置(高さ)は1.0mと高くするために排気量の大きい換気扇を使う必要があるのです。
※各行政によって若干違いますが一般的に換気扇にフードが付く場合(一般的な家庭用)1m以下となっています。

普及品のレンジフードの中には排気量は平均500〜600m3/hで700m3/hというものもあります。しかし、実際の換気量はパンチングフィルターが標準装備のため抵抗が大きいのです。、さらに油汚れ防止のためポリエステル繊維のフィルターをつけることで排気量が大幅にダウンしてしまい200m3/hあるものは良い方の部類に入るようです。

IHクッキングヒーター使用の排気能力は実験でわかるように弱運転では排気が不十分、強運転にすると排気する能力はほぼ100%あるのですが、あまりにも強いため計画換気上の換気のバランスが崩れてしまうのが欠点となります。レンジフードの実質排気量は100m3/h前後あれば十分ですのでIHクッキングヒーターを使う場合には1.0mの高さではなく極力低い位置までレンジフードを下げることで効率がよい排気ができて計画換気にも影響が少なくする方法です。

その他の対策としては
①同時給排を使ってもレンジフード専用の給気口をレンジフードの傍に設置する。
②一般の同時給排型レンジフードの給気は自然給気ですが、第一種換気装置のように給気を強制的にモーターで給気するものを選ぶ方法もあります。しかし、これらの方法も計画換気のバランスが崩れないように排気能力を考えながら設定することがポインとになります。

下の動画は我が家のIHクッキングヒータ仕様で同時給俳型レンジフードを使った場合の排気能力の実験風景です。


※我が家の同時給給俳型レンジフードはフードBOXの上部から自然給気方式ですので弱運転では吸い込みが悪いので強運転にしています。ただし、排気されている間は計画換気のバランスは崩れてしまっています。


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