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付加断熱工法住宅を熱カメラで見る②

2012/04/20 Fri

付加断熱工法で施工し、完成した住宅を熱カメラで検証してみました。
現場名は2012年3月に完成した(有)山井建設:設計施工のO邸(Ⅱ地域)熱損失係数(Q値)1.45W/㎡・Kで次世代省エネ基準のⅠ地域の1.6W/㎡・Kより熱ロスが少ない値になっています。
気密性能(C値)は気密試験の結果0.23c㎡/の高気密住宅(外気温は-2℃ /室内の温度は21℃の条件でAM5:00に室内から測定)
暖房はヒートポンプ式電気ボイラーによる給湯暖房(パネルヒーター)を採用
換気は第三種換気装置を採用
※赤外線サーモグラフィは、対象物から出ている赤外線放射エネルギーを検出し、見かけの温度に変換して、温度分布を画像表示する装置です。
dc031609 - コピーこのパネルヒーターの設置場所は2階階段の手摺がつく部分にカウンターを設けて、その下方にパネルヒーターを設置している。パネルヒーターの表面温度は35.8℃、カウンターの天板にスリットを設けてカウンター内に熱だまりができないように工夫がされています。







dc031628 - コピー開口部(窓)の断熱性能は壁の断熱性能より低いため表面温度は当然低くなっていることがわかります。特に、窓の下枠は17.7℃とガラス中央の21.5℃より低いことがわかる。窓に結露が出るのはこの下枠付近からスタートになるだろうことがわかります。また、LOW-EガラスよりPVC枠材の方の表面温度が低いことがわかります。
人間の眼に見えない不思議な熱の世界が熱カメラで見ることができます。






熱カメラで見ると断熱性能の善し悪しが科学的に判断できる



●建築の設計施工は(有)山井建設
●熱環境(断熱・気密・換気・暖房)の設計。監理は弊社:住環境アルテの設計技術部
●次世代省エネ基準Ⅰ地域仕様(建設地はⅡ地域)
●熱損失係数Q値=1.45W/㎡・k
●床面積:150.57㎡ 気積:376.33&㎥
●屋根:グラスウール(パラマウント硝子工業)240mm
●外壁:グラスウール105mm+付加断熱32kg/㎥品45mm
●基礎:基礎断熱土間床工法防蟻用スタイロフォーム(B3)75mm
●基礎:外周⇒防蟻用スタイロフォーム(B3)50mm(床全面に敷設)
●気密部材:土台気密パッキン、先張り気密ート、気密シート他(ジェイベック
●開口部気密部材:ノルシールV754
●合板気密用パッキン:ノルシールV754
●気密テープ:寺岡製作所
●気密コンセント:日本住環境
●換気システム:日本住環境
●防蟻用ハイプレンフォーム:三井化学産資
●暖房(HRヒーター): ピーエス㈱盛岡


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Author:昆寛(コン ヒロシ)
住まい環境プランニング:技術顧問
(設計事務所:高性能住宅専門)
希林舘自然クラブ(代表)

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