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住まい環境プラニングは国内唯一の高気密性能を担保できる気密施工マイスターを育成する設計事務所です。 高性能住宅の熱環境分野に携わって28年、理論と実体験に基づいて省エネ住宅の開発研究、普及に努めております。住宅に大切な結露対策は得意分野、結露のトラブルも解決いたします。

付加断熱の気密の取り方(先張りシート・間仕切り壁)

前回までは
付加断熱の気密の取り方(先張りシート・土台)
付加断熱の気密の取り方(先張りシート・胴差し)
付加断熱の気密の取り方(軒桁~母屋~棟木の先張シート)の施工方法を説明いたしました。

今回は間仕切り壁の先張シートの施工方法です。
607itsozjdyguicujfnjsqqxjs2.jpg左図は1F平面図の一部です。

●印は外周部の間仕切り壁がつく場所。この場所が予め先張りをシートを施工する場所になります。

●印間仕切り壁に先張りシートが予め取り付けない気密施工は両サイドの壁の気密シートとが途切れた不連続の状態になるので防湿層の役割が大きく低下します。

先張りシートは不連続にならないように予め気密シートを施工する作業です。

赤線は断熱・気密区画層を表しています。








607itsozjdyguicuyrukweoypbem1k.jpg①胴差しから先張りシート400mm程度を間仕切り壁が取り付けられる場所に予め写真のように取り付けます。








②横から見るとこのように床面まで垂れ下げておきます。







③これは胴差し廻りの先張りシートと間仕切り壁の先張りシートの施工が完了した様子です。










これで先張りシートの施工は完了です。

次回は窓廻りの気密の取り方のレポートをしたいと思います。

●建築の設計施工は(有)山井建設
●熱環境(断熱・気密・換気・暖房)の設計。監理は弊社:住環境アルテの設計技術部
●次世代省エネ基準Ⅰ地域仕様(建設地はⅡ地域)
●熱損失係数Q値=1.47W/㎡・k
●床面積:150.57㎡ 気積:376.33&㎥
●屋根:グラスウール(パラマウント硝子工業)240mm
●外壁:グラスウール105mm+付加断熱32kg/㎥品45mm
●基礎:基礎断熱土間床工法防蟻用スタイロフォーム(B3)75mm
●基礎:外周⇒防蟻用スタイロフォーム(B3)50mm(床全面に敷設)
●気密部材:土台気密パッキン、先張り気密ート、気密シート他(ジェイベック
●開口部気密部材:ノルシールV754
●合板気密用パッキン:ノルシールV754
●気密テープ:寺岡製作所
●気密コンセント:日本住環境
●換気システム:日本住環境
●防蟻用ハイプレンフォーム:三井化学産資
●暖房(HRヒーター): ピーエス㈱盛岡




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昆寛(コン ヒロシ)

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住まい環境プランニング(同)
(高性能住宅設計:技術顧問)

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