寿命が縮む中途半端な高性能住宅
断熱・気密の先進地・北海道も高性能住宅の導入期には、結露からの木材腐朽菌の繁殖などで新築住宅の床が抜けたとといった事故が起こりました。
何で、今さら・・・昔の話かよ!と言われそうですが・・・
本州においても・・それも今日でも本州で起こっている事例は少なくはありません。
危険はずばり、断熱材の断熱性能と低価格の断熱材を選択してしまう施工業者、ユーザーの姿勢です。
断熱材を入れることは絶対的なものですが昔、グラスウール断熱材を50mm程度入れればすんだところが、今は100mm、あるいは外内の複合工法が必要とされています。
確かに、断熱材が厚くなればなるほど熱を遮断する効果は高くなります。
しかし、逆に内部結露の危険性は高くなります。
水蒸気が断熱層に入ったっ場合は断熱材は水蒸気の通り道になります。
厚ければ滞在する時間も長く、水蒸気が途中で冷たい空気に触れるとそこで結露を起こしてしまいます。
これまでの徹底されていない断熱・気密施工技術で、それほど大きな被害が出なかったのは断熱材が薄かったためとも言われています。内部結露を防ぐためには、室内の水蒸気を抑え、なるべく壁の中に水蒸気が侵入しないようにします。
その方法の一つが全室暖房であり、気密、防湿層と呼ばれる断熱材の室内側に設ける防湿層の施工です。
(※写真は床断熱の結露発生の様子。根太も腐りかけている。)この気密性や断熱性が部分的に欠けていれば、そこが水蒸気の通り道になり内部結露が起こります。
そのため、全室暖房、断熱・気密、防湿・計画換気はけっして崩してならないルールです。
最近、リフォームが流行ですが性能の低い住宅はただ見栄えをよくするために1.000万以上かけて全面改修する価値があるかは疑問です。
住性能の高い住宅で行われてこそリフォームの真の価値がでてきます。
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何で、今さら・・・昔の話かよ!と言われそうですが・・・
本州においても・・それも今日でも本州で起こっている事例は少なくはありません。
危険はずばり、断熱材の断熱性能と低価格の断熱材を選択してしまう施工業者、ユーザーの姿勢です。
断熱材を入れることは絶対的なものですが昔、グラスウール断熱材を50mm程度入れればすんだところが、今は100mm、あるいは外内の複合工法が必要とされています。
確かに、断熱材が厚くなればなるほど熱を遮断する効果は高くなります。
しかし、逆に内部結露の危険性は高くなります。
水蒸気が断熱層に入ったっ場合は断熱材は水蒸気の通り道になります。
厚ければ滞在する時間も長く、水蒸気が途中で冷たい空気に触れるとそこで結露を起こしてしまいます。
これまでの徹底されていない断熱・気密施工技術で、それほど大きな被害が出なかったのは断熱材が薄かったためとも言われています。内部結露を防ぐためには、室内の水蒸気を抑え、なるべく壁の中に水蒸気が侵入しないようにします。
その方法の一つが全室暖房であり、気密、防湿層と呼ばれる断熱材の室内側に設ける防湿層の施工です。

そのため、全室暖房、断熱・気密、防湿・計画換気はけっして崩してならないルールです。
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