高気密住宅だからこそ利用できるエネルギー
断熱と気密性の低い住宅では入る熱より逃げる熱の方が大きいため、入る熱はあまり重要視されてきませんでしたが住宅内で発生する太陽の日射エネルギー、人体発熱、電気製品や照明器具、調理や洗濯など、人が生活する上で必ず発生する生活発熱と呼ばれる内部発熱は、太陽エネルギーの少ない地域で一時間当たり1162W以上の熱が発生しています。
今までの気密性能が低い住宅ではこの太陽のエネルギーは10%くらいしかキープできませんでしたが高断熱・高気密住宅になると30%くらいに増え、さらに付加断熱などをして気密性を高くすると30%以上の太陽熱を利用できるようになります。
気密住宅が認識される前には見込むことができないエネルギーでしたが高断・高気密住宅になると暖房のエネルギーとして計算できるエネルギーとなっています。
例えば、グラスウール100mmの断熱住宅にペアガラス仕様の高気密住宅(1.9w/㎡・K前後)の住宅では内外温度差が小さいのでお金を出さなくてもいい太陽エネルギーが増えるので、約40%程お金を出さなくても良いエネルギーになります。
これは1.16w/㎡・K前後の非常に高いQ1住宅のような住宅を造ったと同じことになります。
ただ、窓から入る熱エネルギーで夏はオーバーヒートを起こす危険があるので、日射を遮る庇とか植樹を利用することで熱をコントロールする必要があります。
高断熱・高気密住宅になると、この内部発熱のエネルギーで簡単に室温が上昇します。
この自然温度差を利用すると、その自然温度差を差しい引いた不足のエネルギーを暖房用のエネルギーでまかなうことができるのが高気密住宅ができるのが大きな特徴です。
高気密住宅の自然温度差は一般的には8℃前後になります。高気密住宅は少し断熱を付加するとすぐに断熱効果が現れるようになるので、よく高気密・高断熱住宅の謳い文句で言われる「春のようなポカポカした温かさ」の体感を実感できるようになります。
また、さらに断熱性能の高い窓を使うと特別なことをしなくても、パッシブソーラー住宅が可能となります。
参考:太陽エネルギーを積極的に取り入れ、主に冬季間の暖房などに利用する場合は、熱損失係数の基準値の補正が認められています。そのため熱損失係数の地域区分とは別に、パッシブ地域区分が表示されています。
自然温度差のわかりやすい説明は→たのしい家づくりの会をご覧ください。
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今までの気密性能が低い住宅ではこの太陽のエネルギーは10%くらいしかキープできませんでしたが高断熱・高気密住宅になると30%くらいに増え、さらに付加断熱などをして気密性を高くすると30%以上の太陽熱を利用できるようになります。
気密住宅が認識される前には見込むことができないエネルギーでしたが高断・高気密住宅になると暖房のエネルギーとして計算できるエネルギーとなっています。

これは1.16w/㎡・K前後の非常に高いQ1住宅のような住宅を造ったと同じことになります。
ただ、窓から入る熱エネルギーで夏はオーバーヒートを起こす危険があるので、日射を遮る庇とか植樹を利用することで熱をコントロールする必要があります。
高断熱・高気密住宅になると、この内部発熱のエネルギーで簡単に室温が上昇します。
この自然温度差を利用すると、その自然温度差を差しい引いた不足のエネルギーを暖房用のエネルギーでまかなうことができるのが高気密住宅ができるのが大きな特徴です。
高気密住宅の自然温度差は一般的には8℃前後になります。高気密住宅は少し断熱を付加するとすぐに断熱効果が現れるようになるので、よく高気密・高断熱住宅の謳い文句で言われる「春のようなポカポカした温かさ」の体感を実感できるようになります。
また、さらに断熱性能の高い窓を使うと特別なことをしなくても、パッシブソーラー住宅が可能となります。
参考:太陽エネルギーを積極的に取り入れ、主に冬季間の暖房などに利用する場合は、熱損失係数の基準値の補正が認められています。そのため熱損失係数の地域区分とは別に、パッシブ地域区分が表示されています。
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