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気密性能は工法の違いに左右されない。

2011/09/19 Mon

住宅の気密性能の高い低いは工法とは関係しません。
「パネル工法であれば気密性能が高いとか2×4工法がいいとか外断熱工法が気密性能を出しやすいとか」と考えることは誤解です。気密性能はどの工法においても、それぞれの気密構造を把握して造ることができるかがとても大切です。気密構造がわからなければ当然、気密性能は上がりません。

例えば、2×4工法は在来軸組工法より気密を出しやすいと考えられていますが、床断熱工法の場合で浴室廻りや玄関周りの気密施工を確実に行わないと気密性能はどんな住宅でも1.0cm2/m2以下を切ることができません。外断熱でも防湿・気密シートを使わなかったり、、下地がない部分で断熱ボードのジョイントを気密テープで処理をすると気密性能が出ないことが多々あります。

dc021302_1.jpg左写真の気密化工法は在来軸組の軸間断熱の例です。軸間断熱工法は最も普及していて特別な工法を採用しなくても「気密の原理」さえわかると誰でも高い気密性能を出せる工法です。

基本的な構成は気密が図りやすい基礎断熱と屋根断熱を採用しています。天井断熱とか床断熱の気密化施工が不安定になる部分を簡単に処理をしています。

使用する防湿・気密シートのサイズを整理し、ジョイント部分には必ず木下地をどうのように配置するかを考えると比較的に安全に楽に気密施工が「できるようになります。若し、下地がない部分があれば、そこに必ず木下地を入れて気密化をはかります。防湿・気密シートを石膏ボードや木材などで止めつけて、防湿・気密シートを連続するようにします。左写真は防湿・気密シートを2m幅のものを使ったため木下地が必要になったが、最終的には木下地を入れないで気密テープで処理をしてしまった例


dc061512.jpg通常の壁の納まりでは2.7m幅の防湿気密シートを使うようにします。これだと中間に木下地が必要がないので施工ミスを極力防ぐことができます。左写真は防湿・気密シートを2.7m幅のものを使ったため木下地を入れなくても良いい例、横の木下地はGWの壁充填のためのネット用の下地材です。
大工さんに確実な気密施工をしてもらうポイントは防湿・気密シートと木下地材と気密テープと石膏ボードの4点の合体で気密が取れることを意識してもらうと高い気密性能を上げることができます。



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ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 高気密 省エネ住宅 新築

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(設計事務所:高性能住宅専門)
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