イライラする理由
体の中に何も原因が見当たらないのに、何となく調子が悪いといったことはありませんか?
イライラして落ち着かず、いつもと違って安眠もできず、体もダルイ・・・
といったようなことが・・・・。
私たちは、自分では気づかないうちに色んな刺激を受けていて、それによって体の調子が結構あるものです。
何故なのか?
建築の立場から考えてみます。
体には体の周りがどうなっているのかを調べる感覚器官が備わっています。しかし、それぞれの感覚器官が刻々と得ている情報のすべてが意識として届けられているのではなく、重要なものだけが選択されて、意識にのぼるようになっているそうです。意識されているものはどんな基準で選ばれるかというと、目新しい刺激、変化する刺激、強い刺激が選ばれるそうです。
この選ぶ作業は無意識の働きによって行われていて、生きていくためにどうしても欠かせない重要な情報については、間違いなく選ばれます。しかし、弱い刺激、一定の刺激、慣れた刺激によって体が悪影響を受けるという場合には、意識にのぼらないために原因がわからないまま調子が悪くなるということになりがちです。
私たちが住む住居では、精神の安定に大きな影響があります。
先ず、部屋のデザインですが、部屋の作りに斜めの線が多用されている場合は神経を刺激しやすいので作業場などに向いていても、休息の場にはあまり向いていません。
配色が調和しないものがあるとか、強い原色が使われているときはやはり神経を刺激し、落ち着かず、イライラしたりします。すっきりと収納しきれないものがはみ出していたり、雑然と物が並べられていると何となく落ち着かないものです。
光の量については、ゆっくり変化した場合は、気づかないうちに適量でなくなっている場合があります。また、コントラストが高すぎても目の疲労を招きます。
騒音、雑音については、慣れてしまうとあまり気にしなくなっていることが多いのですが、実際には、意識にのぼらなくても神経が絶えず働いているために疲労、イライラ、ノイローゼの原因になっていることが結構あります。
温度の変化も序々に変化している場合には気がつきにくく、季節の変わり目などに気がついたときには寒すぎたり、暑すぎたりしていて調子が悪くなっていることがあります。
弱いい隙間風はなかなか気がつかないものですが、体感温度を下げたり、知らないうちに体を冷やしたりして風邪の原因となります。
湿度の変化も余程大きくならない限りは気づきにくいものです。
湿度が低すぎると鼻やのどを痛めやすく、逆に高すぎると壁や床下にカビが生えてきたり、腐ったりして、悪臭の原因にもなります。次第に増える悪臭は感じられなくてもイライラを起こしたり、頭痛がしたり、気持ちが悪くなったりします。
空気の汚れは気づきにくいものの代表的なものですが、酸素不足により頭痛・目まいなどが起き深刻な状態になることもあります。
これについては高性能住宅で適量な換気されるシステムがついていれば安全でしょう。
よりよい生活を送ろうとするならば、私たちは意識的に自らの感覚の足りないところを何かで補って快適な環境を維持しようと努力することが必要になってきます。
そのためには温度計、湿度計、照度計、空気の汚れ検出器などセンサーを備えて時々チェックすることで不都合な事態を避けることができます。
自分の調子や落ち着き具合や集中度など時々チェックして、もし何か不都合にがあれば、原因は何かを追及することが大切です。また、色んな場所における自分の状態を観察し比較すれば、普段は見えない事柄が見えてきます。
自分の快適さ、不快さを確かめて、自分にあった住まい方を考えましょう。
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この選ぶ作業は無意識の働きによって行われていて、生きていくためにどうしても欠かせない重要な情報については、間違いなく選ばれます。しかし、弱い刺激、一定の刺激、慣れた刺激によって体が悪影響を受けるという場合には、意識にのぼらないために原因がわからないまま調子が悪くなるということになりがちです。
私たちが住む住居では、精神の安定に大きな影響があります。
先ず、部屋のデザインですが、部屋の作りに斜めの線が多用されている場合は神経を刺激しやすいので作業場などに向いていても、休息の場にはあまり向いていません。
配色が調和しないものがあるとか、強い原色が使われているときはやはり神経を刺激し、落ち着かず、イライラしたりします。すっきりと収納しきれないものがはみ出していたり、雑然と物が並べられていると何となく落ち着かないものです。
光の量については、ゆっくり変化した場合は、気づかないうちに適量でなくなっている場合があります。また、コントラストが高すぎても目の疲労を招きます。
騒音、雑音については、慣れてしまうとあまり気にしなくなっていることが多いのですが、実際には、意識にのぼらなくても神経が絶えず働いているために疲労、イライラ、ノイローゼの原因になっていることが結構あります。
温度の変化も序々に変化している場合には気がつきにくく、季節の変わり目などに気がついたときには寒すぎたり、暑すぎたりしていて調子が悪くなっていることがあります。
弱いい隙間風はなかなか気がつかないものですが、体感温度を下げたり、知らないうちに体を冷やしたりして風邪の原因となります。
湿度の変化も余程大きくならない限りは気づきにくいものです。
湿度が低すぎると鼻やのどを痛めやすく、逆に高すぎると壁や床下にカビが生えてきたり、腐ったりして、悪臭の原因にもなります。次第に増える悪臭は感じられなくてもイライラを起こしたり、頭痛がしたり、気持ちが悪くなったりします。
空気の汚れは気づきにくいものの代表的なものですが、酸素不足により頭痛・目まいなどが起き深刻な状態になることもあります。
これについては高性能住宅で適量な換気されるシステムがついていれば安全でしょう。
よりよい生活を送ろうとするならば、私たちは意識的に自らの感覚の足りないところを何かで補って快適な環境を維持しようと努力することが必要になってきます。
そのためには温度計、湿度計、照度計、空気の汚れ検出器などセンサーを備えて時々チェックすることで不都合な事態を避けることができます。
自分の調子や落ち着き具合や集中度など時々チェックして、もし何か不都合にがあれば、原因は何かを追及することが大切です。また、色んな場所における自分の状態を観察し比較すれば、普段は見えない事柄が見えてきます。
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