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簡単なパッシブで涼しさを!

2011/06/30 Thu

夏の日射は、屋根という平面に一番強く当たるため、様々な屋根での工夫がなされています。

次世代省エネ基準では屋根の断熱材を従来より厚くして、夏の日射の熱をできるだけ室内に取り込まないように強化されましたし、屋根に通気層を設けて熱風を棟換気で排出したり、屋根につたのように植物を這わせたり、土を被せて植物を植えたり、また屋上部分に、ソーラーパネルをバーゴラのように並べて、二重屋根のの効果を図っているビルもあります。
その他、屋根面に水流下や蒸発冷却を利用する方法もあります。

339kreo9za9gsyjxslj.jpg●簡単パッシブ
緑化も夏を涼しく過ごすための有効な手段です。
落葉樹は、夏は日射を遮り、冬は落葉することで暖かい日差しを室内に取り込んでくれる自然の外付ブラインドです。

ただし真南の日射対策としては太陽高度が高いため効果はあまり期待できません。
しかし樹木は大きいだけに蒸散作用も大きいのです。

公園が涼しいのは、樹木が地中から多量の水分を吸い上げて、葉の面から蒸散してくれるためです。

その時に周囲の熱を吸収してくれるのです。
さらに樹木は光合成で使う二酸化炭素の量の4分の3くらいの酸素を放出し、大気浄化能力があります。
木を植えることは地球温暖化の防止に役立つのです。

560zgmwnjiymzeoj0oqrjepi2m.jpg藤棚や葡萄棚などは、窓際までもっていけるので南面に効果的です。
日本風物詩ヘチマや朝顔なら2階のベランダにプランターを持ち込んで、2階を遮断できます。
今年はゴーヤが大人気のようですがキュウリ、トマトなどでも実益をかねていいかもしれません。
この方法であればマンションでも利用できます。

スクリーンのように窓面に葉を繁らせれると、日射の30~70%が遮断できると言われます。(ただし、通風が悪くなりますので換気や通風を考える手法としては効果が低くなります。)つたも日射に手段として用いられます。

つたが建物の表面を密に這うことで、つたの葉と壁面のと間が空気層となり、日射で熱せられた空気はその通気層を通って、上部から排出されます。夏は南面より西面が日射を多く受けるので、その対策としては西面につたを這わせるのが効果的です。
最近多く見かけるのは庭の芝生ですが、この芝生は照り返しを防げため夏の涼しさを取り入れるのには大変便利です。

同じ条件下ではアスファルト、コンクリートに比べて、12℃~15℃前後低い結果が報告されています。
芝は芝でも人工芝では逆に高くなってしまいます。
実際の測定レポートはこちら→http://dannetu35.blog90.fc2.com/blog-entry-127.html

芝生は枯れると日射の反射率が高くなります。
夏モードから冬モードに自然に切り替わるパッシブシステムといえます。

しかし植物は生き物ですので住み手がしっかりと管理しなければなりませんが・・・四季折々の風景が自分の家で楽しめるのことができる簡単パッシブなのです。


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