冬にわかる住宅の断熱・気密性能!

家を新築する時は、誰でもきちんと施工してくれる業者に依頼したいものです。そんな時、冬にしか見ることができない雪国の現象で業者選びの判断ができたらいいと思いませんか?
右の家と左の家は同じ団地内の敷地に建てられた住宅です。
左は気密性能0.2cm2/m2の住宅でツララも結露も見られませんが右の住宅はツララと軒天、外壁に結露の現象が見られます。「ツララ」は温熱環境を表す数値ではありませんが目視で簡単に性能の良し悪しが判断できるものさしになります。その理由は天井断熱で低気密住宅の場合、暖房等で暖められた空気は小屋裏に移動し屋根の雪を溶かし、軒先の雪を融かし、外気温度が氷点下になると融けた軒先の雫が「ツララ」という現象を起こします。そのため屋根の雪が融けやすく、あるいは「ツララ」ができる住宅では室内の熱が流出する何らかの要因があることになります。原因の多くは隙間がある(低気密)とか、隙間が小さくても断熱性能が低いとか断熱欠損があると顕著にあらわれます。
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