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土台廻りの漏気をゼロにする方法

2012/02/29 Wed

高い気密性能を誇る高気密住宅であっても、必ず何処かに無意識な施工ミスで起こる隙間が生じてしまい、その隙間が原因で結露に見舞われることがあります。

高気密住宅になってくると気密漏れする場所が限定されてくるので発見しやすくなります。
例えば日本特有の引き違い窓、一昔前の引き違い窓に比べると気密性が向上しましたが開き窓の気密性能にはかないません。またレンジフードの同時給排シッッターの隙間など、これらは気密施工ミスではなく後で設置する機器の機能の問題です。しかし、機器に多少問題があっても、せめて施工による気密漏れミスは是非防ぎたいものです。

そんなことにならないために、
一般的な基礎断熱の場合に起こる無意識な施工ミスのトラブル回避方法ご紹介します。

基礎断熱断面左の写真の写真のの部分の隙間に一液性のウレタン剤を注入します。(ここでは白アリ対策として防蟻用のウレタンフォームを使用しています。一般に基礎断熱の場合には基礎と土台との間の気密化を図るためにキミツパッキンを敷き込んで密着させることで隙間をゼロにする施工方法を採用しています。しかし、基礎などの天端を水平になるように平らに均す天端均し(てんばならし)がされるのですが微妙に不陸があり隙間が生じる場合があります。
そこで、基礎の立ち上がりの発泡系断熱材を基礎の天端より10mm以上高くして土台との間に隙間を敢えて作り、そこに一液性のウレタン剤を注入します。こうすることで万が一、基礎の天端均しに不陸が生じても気密漏れは回避できます。つまり、土台廻りのダブル気密施工をすることで漏気をゼロにしようというものです。

この時の一液性のウレタン剤を注するための隙間は注入する幅(隙間)をできるだけ多く取るようにします。
dc022802_20120228094557.jpg幅が狭いとウレタン剤が奥まで充填されません。
参考⇒ウレタン剤の注入断面写真の記事http://dannetu35.blog90.fc2.com/blog-entry-189.html

 ※(参考)基礎の鉄筋コンクリートが打ち上がった時点で、天端を直押さえするのが良いが、作業が難しいので最近では液状になったレベラーという材料を、型枠のあいだに流し込んで水平面を作り出す。もしくは、型枠を解体したあとで、左官屋が厚さ15mm前後のモルタルで基礎天端を均す方法があります。





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断熱欠損の補修施工を検証!

2012/02/28 Tue

断熱・気密の施工後に欠損となる隙間は硬質ウレタンボードであろうと押出し法ポリスチレンフォームであろうとビーズ法ポリスチレンフォームであろうとフェノールフォームあろうと欠損をカバーするためにはほとんどの場合にはウレタンを充填(注入)して欠損カバーすることが一般的施工方法になっています。。

しかし、充填されたウレタン剤がその断熱材の厚さと同じかどうかわかりません。
ウレタンは発泡するために、どんな隙間でも充填できるのがメリットですが使用される断熱材に厚さと同じくならなければ外断熱のメリットが薄れてしまいます。
静止空気だから断熱効果があるからいいのだと言う人もいますが、施工の仕方できちんと断熱材に厚さに充填できるのですからウレタンのメリット(静止空気より断熱効果がある)を充分生かした方がいいと思います。

637g0wdjineg5opw5nvzgmwmta1mtkxwa.jpg左写真は外張り用のウレタンボード50mmの接合部の隙間(5mm程度と10mm程度)の隙間に一液性のウレタンを断熱欠損防止のため充填した二種類の上から見た状態。




637kfz1cmv0yw5uzgmwmta1mjlzcq.jpg左写真は・・・
その充填した状態を調べるために縦に切った断面
※表面(左写真)から見ると綺麗に充填されているように見えるが半分(25mm)程度しか充填されていないことがわかる。
一方、5mm程度の隙間を敢えて表面の隙間を10mm程度にVカットして一液性のウレタンを充填すると50mmの厚さに綺麗に入ることがわかる。

※5mm程度の隙間でもストロー式の先が小さいノズルを使うと奥まで充填が可能であるが綺麗に施工できない難点があります。そこで、目視できるのが10mm以上のVカットで奥まで充填しやすい施工方法です。

外張り工法でのQ値(熱損失係数)の信頼性を担保するためには、このように施工上でやむを得ない断熱欠損の処理は見せかけではなく確実に断熱材に厚さになるように補修施工することがとても大事です。

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付加断熱の気密の取り方(開口部の収め方:外部)

2012/02/20 Mon

前回までは
付加断熱の気密の取り方(先張りシート・土台)
付加断熱の気密の取り方(先張りシート・胴差し)
付加断熱の気密の取り方(軒桁~母屋~棟木の先張シート)
付加断熱の気密の取り方(先張りシート・間仕切り壁)の施工方法を説明いたしました。

今回は開口部(窓)の外部廻りの納め方です。
dc103101(修整1) - コピーdc011817.jpg
左図は窓の納まり断面図、右写真の手前は開口部のタイベックを内側に折り曲げ仮止めして周囲に気密・防水パッキン(ノルシールV754)を貼りつけます。
その上にサッシをつけフカシ枠を取りつけます。
右はその状態が写っている写真です。


一般的に気密住宅として意識しないで建てられている住宅ではタイベックシートの張り方は防水機能を優先させているためサッシをつけてからタイベックを貼り、サッシの大きさに合わせてタイベックを切りとりタッカーで止めただけになっているのが多く見られます。
タイベックの本来の目的は透湿・防水の効果を得ることができるシートですが防風効果もあるので繊維系断熱材の場合は特に断熱材の中に気流を起こさせないようにタイベックシートなどの防風シートで綺麗に包み込みます。
そうすることでことで断熱材の断熱効果を100%発揮させることができます。
そのためこの部分の納め方はとても大事なのです。
詳細はこちら↓
609bw6rz47kkf4da.jpg①タイベックを窓台の内側に折り曲げて仮止めしておきます。
指を指しているコーナーはテープなどで外気が侵入しないように気流止めをします。



②その上にフカシ枠をつける前に気密・防水パッキン材(ノルシールV754)を開口周囲に写真のように貼りつけます。
※外部側からのタイベックシートと内部側の気密・防湿シートが窓台の真ん中で接合されていれば、この気密・防水パッキン材(ノルシールV754を省略することができます。

③その上にフカシ枠を取り付けて・・・今度はフカシ枠とサッシの間に気密・防水材(ノルシールV754)を取り付けます。




④ノルシールV754を取り付けたらサッシを取り付けます。





⑤次にサッシがついたフカシ枠の周囲をタイベックシートを取り付けます。
特にコーナー部分は綺麗に納めるように施工します。




⑥手前の窓はタイベックシートまで完成させた状態で奥の窓は未完成の状態です。




⑦これはフカシ枠とサッシの間に施工する気密・防水パッキン材(北海道気密販売のマドエース)です。
ノルシールV754同等品として扱われます。




●建築の設計施工は(有)山井建設
●熱環境(断熱・気密・換気・暖房)の設計。監理は弊社:住環境アルテの設計技術部
●次世代省エネ基準Ⅰ地域仕様(建設地はⅡ地域)
●熱損失係数Q値=1.47W/㎡・k
●床面積:150.57㎡ 気積:376.33&㎥
●屋根:グラスウール(パラマウント硝子工業)240mm
●外壁:グラスウール105mm+付加断熱32kg/㎥品45mm
●基礎:基礎断熱土間床工法防蟻用スタイロフォーム(B3)75mm
●基礎:外周⇒防蟻用スタイロフォーム(B3)50mm(床全面に敷設)
●気密部材:土台気密パッキン、先張り気密ート、気密シート他(ジェイベック
●開口部気密部材:ノルシールV754
●合板気密用パッキン:ノルシールV754
●気密テープ:寺岡製作所
●気密コンセント:日本住環境
●換気システム:日本住環境
●防蟻用ハイプレンフォーム:三井化学産資
●暖房(HRヒーター): ピーエス㈱盛岡




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付加断熱の気密の取り方(先張りシート・間仕切り壁)

2012/02/19 Sun

前回までは
付加断熱の気密の取り方(先張りシート・土台)
付加断熱の気密の取り方(先張りシート・胴差し)
付加断熱の気密の取り方(軒桁~母屋~棟木の先張シート)の施工方法を説明いたしました。

今回は間仕切り壁の先張シートの施工方法です。
607itsozjdyguicujfnjsqqxjs2.jpg左図は1F平面図の一部です。

●印は外周部の間仕切り壁がつく場所。この場所が予め先張りをシートを施工する場所になります。

●印間仕切り壁に先張りシートが予め取り付けない気密施工は両サイドの壁の気密シートとが途切れた不連続の状態になるので防湿層の役割が大きく低下します。

先張りシートは不連続にならないように予め気密シートを施工する作業です。

赤線は断熱・気密区画層を表しています。








607itsozjdyguicuyrukweoypbem1k.jpg①胴差しから先張りシート400mm程度を間仕切り壁が取り付けられる場所に予め写真のように取り付けます。








②横から見るとこのように床面まで垂れ下げておきます。







③これは胴差し廻りの先張りシートと間仕切り壁の先張りシートの施工が完了した様子です。










これで先張りシートの施工は完了です。

次回は窓廻りの気密の取り方のレポートをしたいと思います。

●建築の設計施工は(有)山井建設
●熱環境(断熱・気密・換気・暖房)の設計。監理は弊社:住環境アルテの設計技術部
●次世代省エネ基準Ⅰ地域仕様(建設地はⅡ地域)
●熱損失係数Q値=1.47W/㎡・k
●床面積:150.57㎡ 気積:376.33&㎥
●屋根:グラスウール(パラマウント硝子工業)240mm
●外壁:グラスウール105mm+付加断熱32kg/㎥品45mm
●基礎:基礎断熱土間床工法防蟻用スタイロフォーム(B3)75mm
●基礎:外周⇒防蟻用スタイロフォーム(B3)50mm(床全面に敷設)
●気密部材:土台気密パッキン、先張り気密ート、気密シート他(ジェイベック
●開口部気密部材:ノルシールV754
●合板気密用パッキン:ノルシールV754
●気密テープ:寺岡製作所
●気密コンセント:日本住環境
●換気システム:日本住環境
●防蟻用ハイプレンフォーム:三井化学産資
●暖房(HRヒーター): ピーエス㈱盛岡




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付加断熱の気密の取り方(軒桁~母屋~棟木の先張シート))

2012/02/10 Fri

気密を意識して建てられる住宅は気密を構造材の内側で取る充填断熱(内断熱)と構造材の外側で取る外張り断熱(外断熱)がありますが最近は熱損失係数(Q値)の性能を向上さるために充填断熱+外張り断熱=外内断熱の住宅が増えてきました。
その外内断熱住宅を岩手の(有)山井建設さんが初挑戦することになり外内断熱の施工技術の支援要請がありました。商品名は高性能住宅「エコヴェール」ですがその付加断熱の気密化の施工状況を数回に分けてレポートしています。

付加断熱の気密の取り方(先張りシート・胴差し)
付加断熱の気密の取り方(先張りシート・胴差し)では胴差し廻りの先張りシート

今回は赤丸印の軒桁~母屋~棟木の先張シート納め方です。
dc103105(修整1)(修整1)(修整1)左図は棟木、母屋、軒桁の先張りシートの位置を示しています。













dc010943.jpg写真は棟木と母屋部分の先張りシートが取り付けられてから屋根タル木を取り付けた状態です。









dc010923.jpg①母屋と棟木に取り付けられた先張シート
幅800mm程度の先張りシートを棟木と母屋の長さより少し下写真のように長めにカットして左写真のように棟木、母屋の上にタッカーで止め取り付けます。







dc010942.jpg②軒桁、母屋、棟木の先張シートに屋根タルキが取り付けられた様子。
先張り気密シートは0.2mm厚を使いますが強風などで煽られてタッカーで止めた部分が破けることがありますので屋根タル木を取り付ける時にはこの部分は特にチェックして気密テープで補修しましょう!
(若し、破けていて屋根の野地合板が取り付けられると覗いてチェックすることは不可能ですので必ずチェックです!)



dc010955.jpg③棟木に先張りシートが取り付けられた状態を下から見る。









dc010908.jpg④軒桁の先張シート施工の様子










次は間仕切り間他の先張りシートの施工へと続きます。
●建築の設計施工は(有)山井建設
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●基礎:外周⇒防蟻用スタイロフォーム(B3)50mm(床全面に敷設)
●気密部材:土台気密パッキン、先張り気密ート、気密シート他(ジェイベック
●開口部気密部材:ノルシールV754
●合板気密用パッキン:ノルシールV754
●気密テープ:寺岡製作所
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昆寛(コン ヒロシ)

Author:昆寛(コン ヒロシ)
住まい環境プランニング:技術顧問
(設計事務所:高性能住宅専門)
希林舘自然クラブ(代表)

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