土台廻りの漏気をゼロにする方法
高い気密性能を誇る高気密住宅であっても、必ず何処かに無意識な施工ミスで起こる隙間が生じてしまい、その隙間が原因で結露に見舞われることがあります。
高気密住宅になってくると気密漏れする場所が限定されてくるので発見しやすくなります。
例えば日本特有の引き違い窓、一昔前の引き違い窓に比べると気密性が向上しましたが開き窓の気密性能にはかないません。またレンジフードの同時給排シッッターの隙間など、これらは気密施工ミスではなく後で設置する機器の機能の問題です。しかし、機器に多少問題があっても、せめて施工による気密漏れミスは是非防ぎたいものです。
そんなことにならないために、
一般的な基礎断熱の場合に起こる無意識な施工ミスのトラブル回避方法ご紹介します。
左の写真の写真の⇒の部分の隙間に一液性のウレタン剤を注入します。(ここでは白アリ対策として防蟻用のウレタンフォームを使用しています。一般に基礎断熱の場合には基礎と土台との間の気密化を図るためにキミツパッキンを敷き込んで密着させることで隙間をゼロにする施工方法を採用しています。しかし、基礎などの天端を水平になるように平らに均す天端均し(てんばならし)がされるのですが微妙に不陸があり隙間が生じる場合があります。
そこで、基礎の立ち上がりの発泡系断熱材を基礎の天端より10mm以上高くして土台との間に隙間を敢えて作り、そこに一液性のウレタン剤を注入します。こうすることで万が一、基礎の天端均しに不陸が生じても気密漏れは回避できます。つまり、土台廻りのダブル気密施工をすることで漏気をゼロにしようというものです。
この時の一液性のウレタン剤を注するための隙間は注入する幅(隙間)をできるだけ多く取るようにします。
幅が狭いとウレタン剤が奥まで充填されません。
参考⇒ウレタン剤の注入断面写真の記事http://dannetu35.blog90.fc2.com/blog-entry-189.html
※(参考)基礎の鉄筋コンクリートが打ち上がった時点で、天端を直押さえするのが良いが、作業が難しいので最近では液状になったレベラーという材料を、型枠のあいだに流し込んで水平面を作り出す。もしくは、型枠を解体したあとで、左官屋が厚さ15mm前後のモルタルで基礎天端を均す方法があります。
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高気密住宅になってくると気密漏れする場所が限定されてくるので発見しやすくなります。
例えば日本特有の引き違い窓、一昔前の引き違い窓に比べると気密性が向上しましたが開き窓の気密性能にはかないません。またレンジフードの同時給排シッッターの隙間など、これらは気密施工ミスではなく後で設置する機器の機能の問題です。しかし、機器に多少問題があっても、せめて施工による気密漏れミスは是非防ぎたいものです。
そんなことにならないために、
一般的な基礎断熱の場合に起こる無意識な施工ミスのトラブル回避方法ご紹介します。

そこで、基礎の立ち上がりの発泡系断熱材を基礎の天端より10mm以上高くして土台との間に隙間を敢えて作り、そこに一液性のウレタン剤を注入します。こうすることで万が一、基礎の天端均しに不陸が生じても気密漏れは回避できます。つまり、土台廻りのダブル気密施工をすることで漏気をゼロにしようというものです。
この時の一液性のウレタン剤を注するための隙間は注入する幅(隙間)をできるだけ多く取るようにします。

参考⇒ウレタン剤の注入断面写真の記事http://dannetu35.blog90.fc2.com/blog-entry-189.html
※(参考)基礎の鉄筋コンクリートが打ち上がった時点で、天端を直押さえするのが良いが、作業が難しいので最近では液状になったレベラーという材料を、型枠のあいだに流し込んで水平面を作り出す。もしくは、型枠を解体したあとで、左官屋が厚さ15mm前後のモルタルで基礎天端を均す方法があります。
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