結露を防ぐちょとした工夫
後2ヶ月もすれば寒い冬がやってきます。
冬と言えば悩まされるのが結露!
その結露を防ぐために
ちょとした工夫で快適な居住空間を手に入れることができます。

写真は窓カウンターのスリット(我が家の設計=植田優建築工房)の工夫された例です。
写真1窓と天版の間を意図的に3cm幅のスリットを設けています。
このスリットの下は3cm幅で床面まで空洞になっています。

写真2、この部分は写真1(収納棚)の下の部分を写していますが下部にはパネルヒーター床付けタイプを設置しています。
●コールドドラフトを防ぐためにパネルヒータの熱が窓面のスリットを通り窓ガラスの表面温度を上げるように工夫しています。収納棚がないカウンター場合も同じようにスリットを設けるようにすると窓の表面結露とコールドドラフトを防いでくれます。
加工費は微々たるものですからお奨めです。小物が落ちないように丸穴をいくつか開ける方法もあります。
我が家では小物が落ちても収納棚下が十分隙間があるので手が届き問題はありません。
●さらにパネルヒーターの奥(収納棚の下部)にガラリを設けています。
(ちょうど、パネルヒーターの奥に見える電気線のコンセントの所です。)
(これについては基礎断熱気密型換気口と連動しているので後日報告いたします。)
写真3
テラス戸、掃き出し窓などはこのようにパネルヒーターを設置するようにします。
数年前まではこのタイプが販売されていなかったため腰壁用のパネルヒータを必要な高さ(深さ)のBOXを作りその中に設置して上部はガラリをつけていました。
小物、埃、ゴミ等がガラリの隙間からBOXに落ちる場合があって掃除が大変だったのでが、写真のようなフラットタイプの置き型ヒーターはフックをかけてヒータを持ち上げることができるためBOx内の掃除は容易になっています。
パネルヒータのメーカーはたくさんありますがこのタイプはピーエス㈱のHRヒータ(JET・X TYPE ジェットタイプ )しかないのではないのでしょうか。(お奨めの商品です)
テラス戸、掃き出し窓のヒーターの一般的な収め方はこのタイプがないためテラス戸、掃き出し窓の脇の壁に設置していること多いのですがコールドドラフトを防ぐことがでません。
●その床付けのヒーターの様子を熱カメラで見ることにします。
右側の床付けパネルの部分が赤色で30℃を示しています。
中央の背の高い紺色のパネルは34℃、左の小さい腰壁パネル(この場所は玄関)も34℃となっています。
壁の表面温度は22℃前後・・・展示会のため暖房を入れたのは前日です。
ちょとヒーターの温度が高いのですが土間に熱が奪われているため強制的に温度を上げています。
数日で温度は安定しますが・・安定するとヒーターは低い温度を示しながらサーモスタットが効いてヒーター自体も22℃となります。
※ちなみに左側(玄関)ヒーターの横の黄色い部分はお客様が履いてきた冷たい長靴です。
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このスリットの下は3cm幅で床面まで空洞になっています。

写真2、この部分は写真1(収納棚)の下の部分を写していますが下部にはパネルヒーター床付けタイプを設置しています。
●コールドドラフトを防ぐためにパネルヒータの熱が窓面のスリットを通り窓ガラスの表面温度を上げるように工夫しています。収納棚がないカウンター場合も同じようにスリットを設けるようにすると窓の表面結露とコールドドラフトを防いでくれます。
加工費は微々たるものですからお奨めです。小物が落ちないように丸穴をいくつか開ける方法もあります。
我が家では小物が落ちても収納棚下が十分隙間があるので手が届き問題はありません。
●さらにパネルヒーターの奥(収納棚の下部)にガラリを設けています。
(ちょうど、パネルヒーターの奥に見える電気線のコンセントの所です。)
(これについては基礎断熱気密型換気口と連動しているので後日報告いたします。)

テラス戸、掃き出し窓などはこのようにパネルヒーターを設置するようにします。
数年前まではこのタイプが販売されていなかったため腰壁用のパネルヒータを必要な高さ(深さ)のBOXを作りその中に設置して上部はガラリをつけていました。
小物、埃、ゴミ等がガラリの隙間からBOXに落ちる場合があって掃除が大変だったのでが、写真のようなフラットタイプの置き型ヒーターはフックをかけてヒータを持ち上げることができるためBOx内の掃除は容易になっています。
パネルヒータのメーカーはたくさんありますがこのタイプはピーエス㈱のHRヒータ(JET・X TYPE ジェットタイプ )しかないのではないのでしょうか。(お奨めの商品です)
テラス戸、掃き出し窓のヒーターの一般的な収め方はこのタイプがないためテラス戸、掃き出し窓の脇の壁に設置していること多いのですがコールドドラフトを防ぐことがでません。
●その床付けのヒーターの様子を熱カメラで見ることにします。
右側の床付けパネルの部分が赤色で30℃を示しています。
中央の背の高い紺色のパネルは34℃、左の小さい腰壁パネル(この場所は玄関)も34℃となっています。
壁の表面温度は22℃前後・・・展示会のため暖房を入れたのは前日です。
ちょとヒーターの温度が高いのですが土間に熱が奪われているため強制的に温度を上げています。
数日で温度は安定しますが・・安定するとヒーターは低い温度を示しながらサーモスタットが効いてヒーター自体も22℃となります。
※ちなみに左側(玄関)ヒーターの横の黄色い部分はお客様が履いてきた冷たい長靴です。
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