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実践!!エキスパート育成講習・・・第二段!!

2017/04/18 Tue

実践!!エキスパート育成講習・・・第二段!!
断熱・気密施工技術エキスパート育成合宿会(第2部)のご案内です。
第1部に続き、第2部としてサッシ廻りの防水・気密施工についての合宿会を5月11日、12日の2日間にて開催いたします。
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サッシ廻りの先張り気密シート施工指導の予定です。
第一部(建て方)時のセミナーに参加できなかった方でも、サッシ部分の先張りシート・国産サッシの取り付け方法についての座学や現場施工のほかにベランダ下の通気・下屋根と壁の取り合いの通気の連結の仕方など、現場を見ていただきながら説明させていただきます。
ご興味がある方は、お申込みください。
イベントページもご覧ください。⇒https://www.facebook.com/events/1992854360936832/

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付加断熱でタイベックシートの施工ミスとは!

2016/01/30 Sat

気密という技術が導入されてから気密を意識した住宅の外壁は主に100mm厚の繊維系断熱材で施工されてきました。これは気密化しない住宅の200mm厚の断熱材で施工された住宅とほぼ同じ暖冷房のエネルギーを消費する断熱工法ですが地球温暖化対策や木材のヒートブリッジ(断熱材と比較して木材の断熱性能が低い)の影響と、エネルギー消費量が2割も違うということがあって付加断熱工法(主に外側に付加する事例が多い)という高性能住宅の普及活動が 広まっています。
外側に繊維系の断熱材を付加する場合は特に注意して施工するポイントがあります。
dc112207 コピー1 - コピー一般に防水・防風・透湿シートの張り方は防水を意識して施工するため、張り方は下から張りその上に重ね代を300mm以上取り、横方向は100mm以上取ることが一般的な施工方法です。また、開口部廻りとか換気口など貫通部の収まりは防水材と防水テープし万全の防水処理がされています。しかし、この施工方法は防水(雨漏り防止)のため考えられた施工方法なので、縦方向のジョイントは防水テープを貼っても横方向は防水テープを貼っていません。この方法だと防水になっても、隙間ができるので、その隙間から風が付加断熱の中に侵入し断熱効果を大幅に低減させてしまうことになります。先に説明しました気密を意識しない施工は200mmと気密を意識した施工は100mmとおよそ同等なので、隙間があることで断熱性能は半分以下に低下してしまうことになります。
また、一般には防風シートは1m幅のもの使っている例がありますが3m幅のものを使うとジョイント部分が減り欠損も少なくなりコストの削減にもなります。
組写真

気密試験で高い気密性能がでても、この処理がきちんとされないと断熱効果は弱くなり、施主様から「高気密・高断熱住宅で建てたけれども暖房費は計算したより多くはかからないと言ったのにかかっている」というクレームが増えていますので、小さなことかもしれませんが防水・防風・透湿シートのジョイントすべてに気密・防水テープを貼るようにしましょう。


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外張り(付加)断熱の気密の取り方(屋根:付加断熱)

2013/02/16 Sat


前回は外張り工法の気密の取り方(屋根)でした。
今日は屋根の付加断熱の施工方法です。(2008年に施工)
気密処理は一層目のウレタンボード50mmのアルミ蒸着フイルムの部分で行うので二層目のウレタンボード30mmは付加断熱として考えます。

dc021601 コピー1 鏡状に見えるのが二層目のウレタンボード30mmです。一層目のウレタンボード50mmの場合はアルミ箔蒸着側は防湿層+気密層として位置づけているため に内側に施工します。二層目のウレタンボードは遮熱のためにアルミ箔蒸着側は外部側に施工しています。しかし、現在では断熱材を厚くすればするほど遮熱の効果を得ることがないとされています。

※参考に西方里見先生のブログ:本間義規先生(岩手県立大学盛岡短期大学部准教授)の資料に基づいて遮熱の効果については「遮熱シートの効果は断熱材が無ければ効果があるが、断熱材のR値が1.0m・k/Wあたりから熱還流率がほぼ一緒で、遮熱効果がなくなる・・・・」参考⇒http://nisi93.exblog.jp/11488175/

屋根断熱に使われる発泡系断熱材には今回のように一層目の断熱材+二層目の断熱材を施工しなくても一体成型として付加断熱付がありますが同じ断熱性能でも価格がアップするので敢えてこの方法を選択しています。
ただし、一体成型板を使わない今回のような場合に注意しなければならない点があります。それは二層目の断熱材と一層目の断熱材の間にはウレタン80mmの断熱効果を100%発揮させるために隙間ができないように密着固定させて施工する必要があります。

外張り断熱の付加断熱で意外と誤った施工をしている例は二層目の断熱材は通気タル木に挟み込んだ施工で終わっている場合です。またボードとボード(気密テープ止め)、棟、軒桁のジョイント部は留め加工して気密テープで止めている例が多く見られます。
特 にボードと通気タル木の挟み込みだけの施工では通気タル木が乾燥で痩せて隙間が生じる危険があるので一層目のボードと二層目のボードを両面テープで密着さ せるか、一液性のウレタン材(接着効果がある)を使い密着させて固定させます。(通気タル木とウレタンボードを気密テープの止め方は剥がれるのでお勧めできません。)

写真3枚目棟の部分は口が空いた状態ですがこの部分にはウレタン材で隙間(二液性の硬質ウレタン剤が望ましい)を埋めます。(口が空いた状態に見えますが、気密は一層目のウレタンボードのアルミ蒸着シートが連続させるように、ウレタンボードだけカットしています。)

軒桁の部分・・・この部分にウレタン材でウレタン材で密着するように吹き付けして隙間を埋めます。(Vカットした部分に断熱欠損を補うためにウレタンを充填します。できれば二液性の硬質ウレタン剤が望ましい。)

⑤軒桁にウレタン材を吹き付けする前の状態。

⑥軒桁にウレタン材を吹き付けした様子。


構法:在来軸組構法
断熱工法:外張り断熱工法
基礎:基礎断熱工法
屋根:ウレタンボード成形版50mm+30mmの付加断熱
外壁:ウレタンボード成形板50mm
基礎:基礎断熱土間床工法スタイロフォーム(B3)50mm
気密パッキン:ノルシールV754(45mm×30m)
気密・防水テープ:寺岡製作所
補修部材:ハイプレンガンフォーム、ハンディーフォーム(三井化学産資)

続きます!


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レンジフード(ダクト)の気密処理(1)

2012/11/14 Wed

これは断熱・気密工事を完了後(気密試験の仮測定を終えた直後に)にレンジフード(外壁を貫通)のダクトの施工をしなければならなかった例です。
(但し、外部側がキュワンボードを外張りし、室内側はセルローズフィアバーの充填です。)

外断熱工法だけであれば比較的に簡単に気密欠損もなく施工はできますが内断熱の繊維系の充填に気密シートが施工されている場合にはきちんと気密が確保できる処理をしなければ今までの気密施工が水の泡となります。

一般的にこの部分は石膏ボードを貼った後に貫通させてダクトを通そうとするためダクトを通すことができてもダクトの周囲の断熱欠損と隙間の処理はどうなっているのか?確認できません。

そこで面倒でも石膏ボードを貼る前に気密処理を行います。
その施工の様子は以下をご覧ください。

組写真 コピー1①30cm角の気密シートを用意し、ダクト廻りをちょとした加工をしなければならないので150mmのダクトを置いて鉛筆で印をつけます。





②写真のようにカッターで加工しておきます。(2枚加工しておきます)
同時給排型レンジフードのダクトは2本必要なので2か所を取付位置を決めてカッターで十字に切り、周囲の充填された繊維系の断熱材を取り除きます。



③次にダクトを外張りのキュウワンボードと外壁に直径150mmの穴を開けて貫通させます。左側のダクトは排気側ですので外壁まで穴を貫通させ、右側は給気側なのでキュウワンボード外面まで貫通させます。(外壁までは貫通させません。)通気層から給気するよための工夫です。これはダクト2本を近い位置に取り付けるとショートサーキットを起こすためです。(※メーカーの取り付けマニュアルではこのようなことにならないようにある距離を置いて設置することを勧めています。)構造上近くに設置しなければならない時はこのようにするととても便利です。
④ダクトを差し込んだ状態です。
ダクトとキュウワンボードの隙間に気密処理を可能にするために充填断熱材は取り除きます。





⑤写真のようにダクトとキュワンボードとの隙間を1液性のハイプレンフォームで充填します。
ウレタン材は徐々に発泡して膨れるので隙間が奇麗に埋まります。(気密と断熱欠損がカバーできます)




⑥一液性のウレタンはすぐに硬化はしないので30分程待って、硬化したことを手で確認してから充填断熱材をダクトの周囲に奇麗に巻くように入れます。
これはダクトの内側は外気と同じ温度になるため結露が発生・・・・それを防ぐためです。
次に①、②で加工した気密シートを写真のように貼り、気密シートの隙間を気密テープで丁寧に隙間がないように処理をします。


⑦これは給気側のダクトを覗いている所です。貫通させていないので外壁が見えます。





⑧外部から見ると2本のダクトが見える筈が1本しか見えません。作業時間は1時間程で終えました。

※レンジフード本体のファン部分と内壁の間のダクトの接続部分も断熱しないと結露が発生するので本体を設置してから取り付けます。(予め断熱ダクトを使うと綺麗に仕上がります)



気密住宅で仮気密測定して素晴らしい気密性能が出ても、
どうしても後工事で気密欠損が出ることが多いのできちんと正しい施工をしましょう。


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プロフィール

昆寛(コン ヒロシ)

Author:昆寛(コン ヒロシ)
住まい環境プランニング:技術顧問
(設計事務所:高性能住宅専門)
希林舘自然クラブ(代表)

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