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住まい環境プラニングは国内唯一の高気密性能を担保できる気密施工マイスターを育成する設計事務所です。 高性能住宅の熱環境分野に携わって28年、理論と実体験に基づいて省エネ住宅の開発研究、普及に努めております。住宅に大切な結露対策は得意分野、結露のトラブルも解決いたします。

換気システムのメンテナンス

年末の大掃除にはレンジフードは忘れないで掃除をしますすが、忘れがちな換気システムの掃除は終わりましたか?掃除をしないと耐久性が2倍も悪くなります。

5-2-3-1.jpg●写真1:は
10年間掃除をしていない第三種換気装置の本体(輸入品)

高性能住宅に欠かせないものといえば換気システムではないでしょうか?
(最近の新築住宅では高性能住宅でなくても計画換気は義務化になりましたので必ずついています。))

とろで、この換気装置はどのくらいの耐久性があるのでしょうか?

明確なデーターは他の住宅部品同様差がありますがON/OFFがないもので電気的に負荷がかからないので最低でも10年〜15年は持つようです。
(実例としては輸入品の換気システムはでは28年経っても正常に稼動している例もあります。
一方、10年経たないでモーターに焼付けを起こして交換という場合もあります。)

写真のように羽根の部分、周囲のboxの部分に埃が溜まり、排気のパワーを減少させます。最低1年に1回は掃除する必要があります。
焼付けを起こす場合は、モーター部分だけでなく、吸気口の目詰まりによる負荷と排気側の外部フードの目詰まりがあり負荷のかかりすぎによるものです。

この吸気口は最低でも1ヶ月に一度は掃除したいものです。
また給気口は新鮮な外気を取り入れるところですから3ヶ月に1回は掃除したいものです。
また、外部排気口はステンレス網がついていないか?チェックが必要です。ついていればステンレス網は外しましょう。

5-2-3-2.jpg●写真2:は
8年間掃除していなかった熱交換換気システムの本体(国産品)

高性能住宅で多く使われる換気方法のもう一つがこのシステムで吸気、排気をともにファンの力を使います。
主に国産の場合はモーターの場合は設計時間で3万時間、24時間換気で換算すると約3年半ということになりますが、この写真のように8年経っても持っている例もあります。
設置条件と使い方によって耐用年数も変わるので、単純に何年といえません。

●メンテナンスのし易さだけを比べると第三種換気システムの方に軍配が上がりますが,
いづれにしてもメンテナンス(掃除)をこまめにすると長持ちします。


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天窓のメンテナンス

築12年経過したBさん宅の天窓はこんな状況になっていましたが
もしかしたら、貴方の家の天窓もこのようになっていませんか?

316zgmwodaymtstvpgljiuysfgu.jpg天窓枠のコーナの右下隅がいつからか?
雨漏りか結露かで木部とクロスが汚れ黒くシミになっています。
また、カビも発生した痕もあります。

使われている天窓はベルックス製で夏は遮熱、冬は断熱効果を発揮するペアガラスになっていてガラスにLOW-Eガラスを採用されています。
夏は外部からの日射熱をできるだけ遮断して室内に暑さを入れない工夫がされていて、冬は室内の暖房熱を外部に逃さず暖房効果を高める優れものです。

しかし、開口部のサッシは全てそうなのですが気密と雨水侵入防止に障子の周囲にゴムパッキンを溝に埋め込まれています。

このゴムパッキン!
半永久的にゴムの弾力性能を初期と同じように維持してくれるといいのですが紫外線と夏の35℃を超える夏の暑さと−10℃前後になる冬の寒さの寒暖の差でゴムパッキン伸縮して劣化が始まります。

316zgmwodaymteok1ari4ylmemcuskbhw.jpg
その結果左の写真
赤→部分、隙間が空いています。
築10年前後のゴムパッキンは硬化し縮んで短くなり隙間を生じさせてしまいます。

雨が横風があって強い時この隙間から雨漏りが始まります。冬には温度差で確実にいくら断熱性能がよくても、先ず最初にガラスの隅に表面結露として現れ、その結露水が滴り、カビの発生へ進んで行きます。

ゴムの性質上やむを得ないので10年前後が目安で定期的にチェックする必要があります。
早めのチェックで発見できれば補修費用はそんなにかからないで済みます。


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換気システムの耐久性

写真1:は10年間掃除をしていない第三種換気装置の本体(輸入品)
48zjawnja1njlfmjezmde2njxkja.jpg高性能住宅に欠かせないものといえば換気システムではないでしょうか?(最近の新築住宅では高性能住宅でなくても計画換気は義務化になりましたが・・)

はたして、
どのくらいもつのでしょうか?

明確なデーターは他の住宅部品同様差がありますがON/OFFがないもので電気的に負荷がかからないので最低でも10年~15年は持つようです。
(実例としては輸入品の換気システムはでは20年経っても正常に稼動している例もあります。
一方、10年経たないでモーターに焼付けを起こして交換という場合もあります。)

写真のように羽根の部分、周囲のboxの部分に埃が溜まり、排気のパワーを減少させます。最低1年に1回は掃除する必要があります。
焼付けを起こす場合は、モーター部分だけでなく、吸気口の目詰まりによる負荷のかかりすぎによるものです。

この吸気口は最低でも1ヶ月に一度は掃除したいものです。
また給気口は新鮮な外気を取り入れるところですから3ヶ月に1回は掃除したいものです。

●写真2:は8年間掃除していなかった熱交換換気システムの本体(国産品)
48zjawnja1njlfmdmzntyxnjjw.jpg高性能住宅で多く使われる換気方法のもう一つがこのシステムで吸気、排気をともにファンの力を使います。
主に国産の場合はモーターの場合は設計時間で3万時間、24時間換気で換算すると約3年半ということになりますが、この写真のように8年経っても持っている例もあります。
設置条件と使い方によって耐用年数も変わるので、単純に何年といえません。

●メンテナンスのし易さだけを比べると第三種換気システムの方に軍配が上がりますがいづれにしても、メンテナンス(掃除)をこまめにすると長持ちします。
※自家用車は奇麗に掃除をする日本人ですが、換気システムについては無関心ようです。


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昆寛(コン ヒロシ)

Author:昆寛(コン ヒロシ)
住まい環境プランニング(同)
(高性能住宅設計:技術顧問)

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